2007年02月04日

【書評】『「アンアン」1970』赤木洋一著

「アンアン」1970
■時代先駆けた「かわいい」雑誌
 女性のファッションは謎だ。
 「なぜ、夏なのにマフラーをするんだ?」「冬にヘソを出したら寒かろう?」……。
 日本中で、男どもが首をかしげて、「なぜ?」とたずねると、「こういう着こなしが、かわいいの」という答えが返ってきたりする。
 「かわいい」
 本書は、この感覚が日本で最初に発見されたころに、女性たちの「かわいい」を、雑誌でどう表現するか、クリエイターたちと奮闘努力を重ねた編集者、赤木洋一氏がつづった物語である。
 “ひっちゃきおじさん”芝崎文編集長と天才アートディレクター堀内誠一を中心に、写真家の立木義浩・三朗兄弟、ファッションデザイナーのカネコイサオ、イラストレーターの長沢節や、モデルでは立川ユリ、秋川リサといったそうそうたるクリエイターが集まり、「アンアン」作りが始まった。彼らが生み出した「アンアン」がどれほど画期的だったかは、女性ならよくわかるはずだ。
 誌面デザインでは、ファッションの本場パリの「エル」編集者に、「こんな繊細なデザインは信じられない!」と絶賛される。モデルの履くゴム長靴には、「かわいい」と問い合わせが殺到。そのため、値段やどこで買えるかという商品情報が掲載されることに。
 スタイリストやヘアメイクをちゃんと職業として扱うようになったのも「アンアン」から。とにかく、雑誌のつくりも、「かわいい」内容も、時代を先駆けていたのだ。


<提供:産経新聞社>

今や知らない人なんかいないくらいの雑誌だもんね。
やっぱ才能あるやつばっかり集まるとすごいモノになるんやね。
サスガ!!
【おまけ】平凡パンチ

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本の「六〇年代」最初のピークの年、一九六四年。銀座歌舞伎座裏の社屋から、『平凡パンチ』は生まれた。その直前に創刊スタッフとして入社した著者は、沸騰する六〇年代文化と変貌する東京の渦中に巻き込まれ、かつ自ら飛び込み、時代のさまざまな相貌に出会っていく。時代も人も雑誌も会社も、すべてがユニークで面白かった。雑誌づくりの現場から鮮やかによみがえる、黄金時代=六〇年代のめくるめくクロニクル。
posted by performer at 23:05| Comment(1) | TrackBack(0) | コミック・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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